本器は、列車通過等で生じる、レール継目の落込みを整正する装置です。油圧を用い、継目板のボルトを取り外すことなく※1、直接装置をクランプして冷間状態で落込みを整正します。
※1 50PSレールについては、継目板中央のボルト2本を取り外す必要があります。 |
■ 概 要 |
敷設レール上に於いて、車両が通過する時に受ける車両重量の負荷などの為、レール継目の端部に落ち込みが発生します。この落ち込みの為、騒音及び振動の発生(乗り心地悪化)、さらにはレールの保守周期を短縮させてしまいます。本機、レール継目落整正器はこのレールの落ち込みを冷間にて矯正し、車両の運行を阻害する要因を除去することを目的に開発致しました。 |
実用新案出願中
■ 特 徴 |
●継目部を直接クランプする為作業時間短縮
●大判枕木を移動せず作業可能
●油圧シリンダーによる作業の為無振動、低騒音
●組立及び取扱簡単 |
■ 製 品 仕 様 |
■適用レール |
40N・50N・60Kレール
※50PSレールは、継目板の中央2本のボルトを取り外す事により、使用可能。 |
■本体外形寸法 |
L=960mm W=534mm H=770 |
■本体重量 |
約365kg |
整正シリンダー |
■最大出力 |
980.7KN |
■最大圧力 |
65Mpa |
クランプシリンダー |
■最大出力 |
389.3KN |
■最大圧力 |
68.6Mpa |
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